あなたはバレエを踊る前のストレッチでこんな経験ありませんか?
・一生懸命ストレッチをしているのにハムストリングス(もも裏)が硬いまま...
・いつまで経っても坐骨のあたりが硬く、突っ張っちゃってる…
という経験があるかもしれません。
もちろん、単純なストレッチ不足のこともあります。
でも意外なところに原因があるケースもあります...その1つを今回紹介します。
それは、外くるぶしの下の疲労です。
外くるぶしの下に疲労が溜まって足首の動きが悪くなると、その防御反応...これ以上足の 安定を壊すと危ないなということで、ハムストリングスが無意識に硬くなってしまうケー スがあります。
こんな感じで外くるぶしに疲労があると、ハムストリングスが硬くなります。
この場合、厄介なのはハムストリングスをストレッチで緩んだ状態にしたとしても、足首が不安定な分を庇うので足首がきちんと治ってないうちは硬さはとれないのです。
どうすれば良いかというと、具体的にハムストリングスとどういう風に対応しているか絵で見た方が分かりやすいのでイラストで紹介します。
外くるぶしの真下は、ハムストリングスの丁度真ん中くらい、腿裏の真ん中は 外くるぶしの真下の硬さと関係があります。
外くるぶしの斜め前は、膝裏からハムストリングスにかけてのところの硬さに関係があります。
そしてかかとの上、外くるぶしの斜め後ろは他の部分...割りと広い部分で硬くなります。
東洋医学のツボでいうと、どれもハムストリングスを通ります。
それぞれ腰だったりとか、後は腸腰筋・大腰筋と関連のあるツボになります。
こういう感じで、それぞれの外くるぶしの真下・外くるぶしの斜め後ろ・外くるぶしの斜 め前...そのポイントについて前後にゆすってあげます。
そうして外くるぶしをほぐしてあげることによって、ハムストリングスの硬さが取れやす くなります。
ストレッチをしてもハムストリングスが硬いときというのは何か庇っている反応です。
このように硬さが残っている時は、まずは外くるぶしをほぐしてからストレッチをしてみ てはどうでしょうか。
かばっている部分を補うことによって、本来のストレッチがしやすくなります。
是非、明日からのレッスンに活かしてもらえれば嬉しいです。
ありがとうございました。