腰痛のきっかけがゴルフの方の場合、腰以外に背中の痛みを訴えるケースが多いです。
原因は、ゴルフで体をひねるので、そのときねじる部分に疲労がたまってよけいな力が入るから。股関節の動きに問題があるかどうか確認しながら鍼をします。
(1)検査で腰痛を起こしている位置を確認
まず、腰の痛い位置を検査で確認していきます。
立っているのが一番つらいそうなので、股関節にも痛みがあるかと思って調べてみましたが、ここは問題ありませんでした。
腰から背中で関節をねじる部分の問題が大きいと判断。横向きで鍼をしていきました。
(2)片側ずつ横向きで鍼
片側ずつ鍼をして、一度たってもらいます。右左の違いで効果を確認。反対側の腰にも鍼を。
立ってもらうと腰は楽になって、背中に張りを感じるとのこと。
(3)背中の張りには後頭部と背中の奥に鍼治療
背骨の際にある筋肉の硬さを鍼で丁寧にとりながら、後頭部もゆるめます。(後頭部には背中と腰に関係あるツボが多いんです)
今度は立ってもスッキリしたそうなので、ゴルフスイングを素振りでしてもらい違和感なく動くことを確認してその日は終了。
「これで週末またラウンド行ける」と喜んでもらえました。