一言に軸といっても色々。
バレエの場合、しっかり「床を押す」ことが大事になります。
ふくらはぎを使いすぎず、足裏を使って押した方がキレイに立てるという依頼が多いので、当院ではこんなツボを使います。
このツボは姿勢改善で使います。
ただ鍼をするのではなく、立った状態で微妙なバランスをとりながら不具合を微調整していきます。
やっている最中によくいただく感想はこちら。
□足が大地にびったりつく
□片足立ちしたときに足裏の筋肉を使いやすい
□膝が伸びやすい
ここで起きていることをまとめると冒頭の図のようになるのではないかと考えています。
腱には「筋や腱の長さをはかるセンサー」があります。
このツボに刺激をいれることで、
アキレス腱のセンサーから脳へ情報(長過ぎる、短すぎる)
↓
脳で自分の姿勢の微調整
(アキレス腱の長さがこのくらいなら、頭の位置はこのくらい、足の筋肉はこのくらいの力でいいな、など)
↓
余計な力を使わずに「床を押す」ことができる
↓
結果、キレイに動ける
というような流れではないかと。
実際には、体の内側、腰、肩甲骨などの使い方を含めた治療が必要ですが、仕上げでこれらをまとめるとパフォーマンスが良いようです。