本には「東洋医学は副作用がないから安心」と書いてありますが、これは誤解。
体に作用するものなので、副作用もあります。
よく言われるのは
・鍼治療後にだるくなる
・鍼をしてかえって硬くなった
などです。
まず「治療後にだるくなる」について、
鍼治療は体に刺激をいれて、自己治癒力を高める治療法。
治療後の高まった治癒力に体が追いついてないときに、「だるさ」として感じることが多いようです。
次に「鍼治療後に症状が悪化する」について、
これは刺激オーバー。
髪の毛より細い小さな鍼ですが、あまり刺激を入れすぎると逆効果になることがあります。
・すごく効いてその場はスッキリ!
・鍼をされてもあまり刺激がわからないから強くしてもらった
・原因は別にあるんだけど、気になるのはここだからここに鍼をしてもらった
と言う場合に起こりやすい現象です。
治療は腹7分目くらいがあとで効いてきますよ。
また、腰が悪いのにつらさとして感じるのは肩背中と言う方がいます。
この場合、肩背中をゆるめると、今まで隠れていた腰痛がでることがあります。
これは鍼の副作用ではありません。