こんにちは。島田です。
腰痛には色々なケースがあります。
■立ち上がると痛い
■そらすと痛い
■前にかがむと痛い(くつ下はくときなど)
それぞれ痛み方に特徴があるんですが、治療内容もそれに応じて変わります。
今回は前にかがむと痛いときについてお話します。
もし慢性的に痛い場合、考えられるのは骨盤の角度。
イスに浅く座って、猫背の状態が長いと骨盤がきちんとした角度にいきにくくなり、いざ腰を曲げたときに痛くなります。
■かかとをつけたまま座るのがつらい
という方は要注意です。
この場合、無理に姿勢を直そうとするとかえって背中をいためます。まずは、骨盤と股関節を治療やストレッチなどでしっかりゆるめてからの方がいいでしょう。
治療は、骨盤の角度を整えるために横っ腹のツボ・ヒザ下のツボに鍼をします。
それから腰・背中のツボに鍼をして、硬くなった筋肉をゆるめていきます。
経過が長い方は一度では難しいですが、3、4回治療すれば改善されていくケースが多いです。
ちなみに、転んで尻もちをついた、ぶつけたといったときにかがんで痛いは今回とは別の原因です。
この場合はぎっくり腰の治療と同じような流れで治療していきます。