こんにちは。島田です。
一言に「五十肩」といっても大きく分けて2種類あります。
■痛くて動かない
■かたまって動かない
鍼灸治療で特に多いのは「痛くて動かない」方です。
ここでは、痛くて動かない五十肩についてお話します。
まず痛い理由ですが、これは、何らかの原因で肩関節の中や周りに炎症が起きてることが考えられます。
鍼灸でこの症状を治療する場合、重要なのはお灸です。
五十肩の場合、触って痛いところは冷たくなってることが多いです。
例えば、「仰向けに寝ると、肩甲骨の後ろが痛くなって寝られない」という方がいると思います。その場合、肩甲骨にそって冷たくなってる所(血流悪くなってる所)があります。
そこにお灸をしていきます。
熱さを感じる所までお灸をすえると、痛みが少しずつ引いてきてるのがわかると思います。ロキソニンや湿布で痛みがおさまらない方は一度試してみてはいかがでしょうか?
治療は週2回で5週を目安にみていただければと思います。
ちなみに、
・寝がえりをうって痛い
・夜中痛くなる
この場合、中に石灰がたまってることも考えられます。まずは整形外科を受診されるのがお勧めです。
そこで原因がわからないときは鍼灸治療が力になれると思いますので、鍼灸院の門をたたいてみては?