●背中が痛い原因
PC作業が多いと、肩というより肩甲骨の間がこりませんか?
何とかしたくても、仕事も忙しくてケアできず、そのままになりがちです。
そうして、いつの間にかコリが背中の痛みになるケースがあります。
この場合、痛みを起こす原因は3つ。
(1)骨盤の傾き
(2)背中の筋疲労
(3)背骨の関節がかたくなってる
●骨盤の傾きが悪いと背すじを伸ばす時に痛い
座ってるときの姿勢で、
■つま先立ちっぽくなる
■かかとをつけるのがキツイ
という方は、骨盤が少し後ろに傾いてます。
この場合、背すじを伸ばそうとすると、背中の筋肉に余計な負担がかかって痛いです。
●背骨の関節がかたいと余計な緊張があって痛い
■上を向くと背中が痛い
このときは、背骨の関節がかたくなっています。
関節がかたいと、筋肉がきちんと動かせないので血流も悪くなります。痛みやコリの原因となるわけです。
●治療の流れ
なので、治療は
■骨盤の傾きを整える
■背骨の関節をゆるめて、背中の緊張をとる
ということになります。
まず、骨盤を調整するために仰向けで横っ腹とヒザに鍼をします。人によっては、この治療だけで立ったときに腰が楽になることも。
その後、うつぶせで背骨を押して、痛い所、違和感のある所を調べます。
痛い所、違和感のあるところは背骨の関節がかたい所です。ここに鍼をしてそれをゆるめていきます。
ここまではどちらかというと整体みたいな感じかもしれません。
そして、背中のツボに鍼をしていきます。
ここまでやると、かたかった背中もゆるんできます。「背中の力が抜ける」というご感想が多いです。
一度の治療で完璧とはいきませんが、やっていくうちに良い姿勢がしやすくなっていきます。
整体と鍼のコラボレーションで、背中の痛みを解消してみては?